物件情報を見ていても大きさの想像がつかない。引越し先の部屋がなんか狭い感じがする。模様替えでカーペットを購入したら大きさが合わなかった。そんな経験はないでしょうか?
今回は引越し先や自宅の部屋の実際の大きさのはどのくらいなのか?畳の大きさの解説や種類を解説していきたいと思います。
こちらの記事を読んでいただければインテリアに詳しくなるとともに、引越しの時や、部屋の模様替えなどにも役立ちます。ぜひ最後までご覧くださいませ。
部屋の大きさって?
引越しを検討している際に不動産屋さんで物件を紹介してもらったり、ネットで物件情報を検索してますよね。情報を閲覧していくと部屋の大きさが4.5Jや6Jと表記されています。
これは4.5畳の大きさ、6畳の大きさという意味です。日本の物件では部屋の大きさを〇〇畳と表記しています。一般的な表記ですがみなさん4,5畳、6畳って何cm×何cmなのかご存知でしょうか?
江戸間の4.5畳は261×261cm 6畳は261×348cmとなります。
こちらは江戸間という規格の大きさとなります。他にも団地間、京間、中京間などの規格が存在します。簡単に説明すると、同じ6畳でも物件ごとにサイズが違っていたり、古い物件や、地方によっても違います。
畳のサイズ一覧!
・団地間(だんちま)
・五六間(ごろくま)
- 公団住宅、アパート、マンション
- 4.5畳 = 255cm×255cm
- 6畳 = 255cm×340cm
- 8畳 = 340cm×340cm
・江戸間(えどま)
・五八間(ごはちま)
・関東間(かんとうま)
- 関東、東北、北海道、東日本の大部分、
- 全国的な標準規格
- 4.5畳 = 261cm×261cm
- 6畳 = 261cm×348cm
- 8畳 = 348cm×348cm
・中京間
(ちゅうきょうま)
・三六間
(さぶろくま)
- 愛知、岐阜、三重 福島、山形、岩手
- 北陸地方の一部、奄美大島
- 4.5畳 = 273cm×273cm
- 6畳 = 273cm×364cm
- 8畳 = 364cm×364cm
・京間(きょうま)
・本間(ほんま)
・本間間(ほんけんま)
- 京都、関西地方 中国、九州地方
- 4.5畳 = 286cm×286cm
- 6畳 = 286cm×382cm
- 8畳 = 382cm×382cm
以上の様に地域別に畳の大きさが違います。
畳のサイズも種類があり大きさもかなり違う事がお分かりいただけたでしょうか?地方に引越しなどで環境が変わる際には気をつけたいポイントですね!
なぜ大きさが違う一畳があるのか?
地方や年代によっても大きさが違う
京都を中心に広がったのが畳割という建築法です。(本間)これは畳の大きさが先に決まっていて、畳ありきで柱を立てる方法でした。その為、江戸間よりも大きく部屋が作られます。
一方、関東を中心に広がったのが柱割です。(江戸間)こちらは柱と柱の間は6尺と決めて建築し、後から畳を合わせるという方法でした。柱の太さで部屋のサイズは小さくなります。
現在は柱割が主流になっています。だから物件ごとに同じ畳数でもサイズが違うという訳です。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は部屋の実際の大きさから、畳のサイズ、規格の種類について簡単にまとめさせていただきました。こちらの記事を参考に、引越し先を選ぶ時に活用していただいたり、模様替えでカーペットや大型家具を置く際に参考にしていただけたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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